こんにちは~とりです。
私自身はユダヤ教徒ではありませが、ユダヤ人の聖典のタルムードは大好きです。
タルムードは、どんなハウツー本をよりも圧倒的に役に立つ、ユダヤ人の知恵がぎっしり詰まった最高のビジネス書だと思っています。
今日はそんなユダヤ人が大切にするタルムードについて、紹介していきます~!
ユダヤ教とタルムードについて
ユダヤ教は、唯一神ヤハウェ/ヤフアを神とし、アブラハムの子孫であるユダヤ人に伝えられたヘブライ語聖書を先祖代々受け継ぐ集団です。
世界の人口の約0.25%に過ぎないユダヤ人ですが、ノーベル賞受賞者の20%がユダヤ人であること、世界的に成功している人にユダヤ人(スターバックス、リーバイスの創業者はユダヤ人(ユダヤ系を含む)ですし、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ、グーグルのラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、マイクロソフトのスティーブ・バルマー、アインシュタインもユダヤ人です)が多いことから、ユダヤ人は頭脳が優秀で成功者が多い民族なのです。
そんな彼らの土台となっているのが「タルムード」という、ユダヤ教徒の守るべき聖典の存在です。
各宗教には聖典がありますが、タルムードは他の宗教に比べ、現実世界における成功や繁栄につながる具体的な内容が多く記載されています。タルムードはビジネスパーソンの指南書と言えるような聖典なのです。
ユダヤ人が長く迫害された歴史を通して、物や土地は簡単に取られるが、知識は誰も奪うことができない、ということを十分理解しています。なので、ユダヤ人は子どもが小さいときから(2,3歳から読むそうです)このタルムードを熱心に勉強しています。
豊かさの次には必ず大貧困が来る
タルムードには非常にたくさんの教えがあります。
私は全てを読んだことはありませんが、心に残っているものは、
豊かさの次には必ず大貧困が襲ってくる、という教えです。
良いことの次には必ず非常に悪いことが起こる、抜け出せるのは準備をした人だけということを伝えています。
これは投資やビジネス、全てのことに言えると思います。良い時は手を広げたくなりますが、そういうときこそ、次の非常事態に備えることを忘れてはいけないのです。
ただ、ここまではよくある話かもしれませんが、タルムードはそれだけではありません。
豊かさの次には必ず大貧困が襲ってくる、が貧困の次に豊かさが来るとは限らない、と説いているのです。
流れに期待することなく、最悪事態を想定して(ユダヤ教では想定していなかったとは許されない)、適正なリスクをとりつつ繁栄していく(何も考えず備えるだけでは繁栄はできないとも説いてます、ノーペイン・ノーゲインですね)、ユダヤ人らしい姿勢です。
タルムードはこのような教えが、小さい子どもから大人まであらゆる世代の人が理解・納得できるように、小さな物語として書かれています。
ユダヤ人の母親は、子どもにこの物語を繰り返し読み聞かせ、「あなたならどうする?」と問いかけ、自分なりの答えを考えさせるそうです。
タルムードおすすめ書籍
タルムードについて詳しく知りたい!という方は以下の書籍がおすすめです。
タルムードの小さな物語を読みながらユダヤ人の教えを学べる書籍です。
世の中で話題になっているようなハウツー本を何冊も読むより、こちらを1冊読んでほしいくらい、ためになる本です。
なぜか本屋さんに置いていないところがほとんどなので、通販でどうぞ!
こちらもおすすめ。ユダヤ人の考え方を筆者の実話を交えて、楽しんで学べます。幸せについて考えさせられます。
まとめ
今日はユダヤ人が大切にするタルムードについて紹介しました。
タルムードには、生きるために大切で必要な知識がたくさん詰まった、現代の日本人も読むべきビジネス書だと思います。
流行りのハウツー本を読む手を止めて、一度タルムードに触れてみませんか?
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