非情報系出身、IT企業入社3年目のシステムエンジニア(インフラ・セキュリティ系)です。
技術に関する勉強は日々技術書を読んで手を動かして…を繰り返して行っています。
この記事では、私が今までに読んで良かった技術書15冊を紹介していきます。
インフラ・セキュリティからプログラミング系の書籍まで幅広く紹介しています。
どれもIT企業で働く人なら身につけておきたい技術を学べる本です。
是非ゆっくり見ていってください~!
CPUの創りかた
平成初期を感じるイラストが表紙の本ですが、不動の良書です。
基盤から買い集めてCPUを作っていく過程を学ぶことができます。
本の名前はとっつきにくそうですが、CPUについて知識がない方でも(私がそうでした)とても読みやすい本です。
こちらの本は電子書籍だと固定レイアウトで作成されていて、読みづらかったので紙の本で読むのがおすすめです。
コンピュータはなぜ動くのか 知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識
コンピュータはなぜ動くのか 知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識 :矢沢久雄 (著)
IT企業の新入社員に読んで欲しい一冊。
基本情報技術者試験を受けるという方も、まず初めにこちらの本を読んでおくと勉強しやすいかと思います。
どうやってハードウェアとソフトウェアが動いて、私たちが使うものになっているかを体系的に学ぶことができる本です。
基礎的な内容ですが、コンピュータが動く仕組みを学んでおくことはIT技術全ての基礎となる部分です。
初心者に関わらず全てのIT業務を行う人に読んで欲しい本でもあります。
Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門
Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門 :もみじあめ (著)
一つ前で紹介した「コンピュータはなぜ動くのか」を読んで、もっとネットワークについて勉強したい!と思い読んだ本。
Linux の Network Namespaceというツールを使って、仮想ネットワークを実際に作りながらネットワークを勉強することができます。
仮想マシンの作り方から丁寧に載っていて、Linux技術がそんなになくても読める本なので、新入社員の方にもおすすめの本です。
手を動かすことでネットワーク構成力が上がりました。
新しいLinuxの教科書
新しいLinuxの教科書 :三宅 英明 (著), 大角 祐介 (著)
LinuxはITエンジニア必須の技術。
エンジニアなら早い段階で身につけたい技術の一つです。
この本では、Linuxの基本的な使い方と必要最低限のコマンドを学ぶことができます。
若手エンジニアは、まずはこの本からLinuxを勉強することがおすすめです!
また、後半ではGitによるソフトウェア開発のバージョン管理(Gitもエンジニアなら知っておくべき技術です)についても触れられています。エンジニアに必要な技術をたっぷり学べるおすすめの本です。
1日1問、半年以内に習得 シェル・ワンライナー160本ノック
1日1問、半年以内に習得 シェル・ワンライナー160本ノック :上田 隆一 (著), 山田 泰宏 (著), 田代 勝也 (著), 中村 壮一 (著), 今泉 光之 (著), 上杉 尚史 (著)
シェル・ワンライナー (通称シェル芸)とはその名の通り、Linux等の複雑に組み合わせた1行のコマンドラインを実行し、実行結果を得るというものです。
この本は問題形式で構成されていて、それを解きながらワンライナーを学べます。
ただワンライナーを学ぶだけではなく、Linuxの仕組みや性質を意識しながらワンライナーを考える本なので、Linuxに関する知識も身に付くような良書です。
一つの問題に対して、別解がたくさん載ってます。別解を見るのも面白いです。
インフラエンジニアの教科書
インフラエンジニアが経験する全ての業務の説明が詰め込まれているような一冊です。
機器選定や性能評価など、実践的な内容もかなり含まれていて、インフラ業務に直結する内容が書かれている本です。
この本を読んで、インフラエンジニアの業務内容を知っておくだけでも、仕事が進めやすくなります!インフラエンジニアとして働くことになった人は是非読んでみてください。
ホワイトハッカー入門
セキュリティ業務に携わることになり、最初に読んだ本です。
ハッカーが実際にどう攻撃してくるのか、という視点からサイバーセキュリティについて学ぶことができる本です。
セキュリティ業務未経験でも躓くことなく最後まで読むことができます。
3分ハッキング サイバー攻撃から身を守る知識
3分ハッキング サイバー攻撃から身を守る知識 :足立照嘉 (著)
一つ前で紹介した「ホワイトハッカー入門」の後に、実際にどうやって攻撃が行われるのかを勉強するために読んだ本です。
物語形式でサイバー攻撃について勉強できます。
具体的なハッキングを体験できるツールについても学べるので、(実際に攻撃はしてはいけませんが)ハッキングの実践的な内容を勉強できる本でした。
詳解セキュリティコンテスト
詳解セキュリティコンテスト :梅内翼 (著), 清水祐太郎 (著), 藤原裕大 (著), 前田優人 (著), 米内貴志 (著), 渡部裕 (著)
情報セキュリティのスキルを競い合う大会のCTF(Capture The Flag)で使えるテクニックを学べる本。
技術的な背景を踏まえながら学べるのでとっても勉強になります。
Webの脆弱性から暗号、アセンブラについてまで盛りだくさんの内容となっていてかなりボリューム満点の書籍です。
CTF(Capture The Flag)はゲーム感覚で情報技術を身につけていけるようなものなので、気になる方は是非チェックしてみてください~!
はじめて学ぶバイナリ解析 不正なコードからコンピュータを守るサイバーセキュリティ技術
はじめて学ぶバイナリ解析 不正なコードからコンピュータを守るサイバーセキュリティ技術 :小林 佐保 (著), 岡田 怜士 (著), 浅部 佑 (著), 満永 拓邦 (著)
普段はバイナリレベルのコードを見ることはありませんが…
コンピュータが実際に読むバイナリを勉強しながらサイバーセキュリティについて勉強できる本です。
こちらもかなり量がある本ですが、ワンランク上のセキュリティエンジニアを目指すなら勉強しておきたい内容です。
アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム
アルゴリズム図鑑 絵で見てわかる26のアルゴリズム :石田保輝 (著), 宮崎修一 (著)
本の名前の通り、絵で見ながらアルゴリズムを勉強する本です。
基本情報技術者試験のアルゴリズム問題が苦手…という方や、プログラミング勉強したいけどアルゴリズムって何?という方にとてもおすすめな本。
図でアルゴリズムをイメージしながら読めるので、アルゴリズムを何となくではなく、しっかり理解することができます!
絵や色が綺麗な本なので、紙の書籍oriPadで読むのがおすすめです。
プログラムはこうして作られる プログラマの頭の中をのぞいてみよう
プログラムはこうして作られる プログラマの頭の中をのぞいてみよう:平山 尚 (著)
ゲーム会社のセガで働くゲームプログラマーが書いたプログラムが動く仕組みから丁寧に解説してくれている本。
簡単なゲームの作成を題材に、プログラムを書くときはこうやって考えながら書くといいよ!といったアドバイスをもらいながら、プログラミングを学べる本です。
プログラミング言語を学ぶ前に読んでおきたい一冊です。
プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則
プリンシプル オブ プログラミング3年目までに身につけたい一生役立つ101の原理原則:上田 勲 (著)
プログラムを書くときに意識すべきことが盛り込まれている一冊。
もっと詳しく勉強するならこの本がおすすめ、といったように、この本では他のプログラミング系の本の情報もまとまっています。
プログラマーの図鑑のような本なので、持っておくだけで役に立つ本です。
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで:コーリー・アルソフ (著)
Pythonの基本をサラっと学べる一冊。
分かりやすい本なので、開発未経験という方にもおすすめな本です。
著者の コーリー・アルソフ さんからの「Pythonはいいぞ!」というアピールを受けながら楽しくPythonを学べるような本です。
やさしいJava 第7版
Javaを勉強するならこれ!と言われるくらい人気なJavaの本。
この本の最新版の第7版では、最新のJava 11に対応し、OpenJDKを使った環境構築も紹介しています。
最新環境に合わせて改訂されているので躓くことなくJavaを勉強できる本です♩
avaを勉強してみたいけど何からはじめていいか分からない…という方はまずはこの本を読むのがおすすめです。
まとめ
この記事では、私が今までに読んで良かった技術書15冊を紹介しました。
どれもIT企業で働く人なら身につけておきたい技術を学べる本です。
是非気になったものからチェックして、技術を磨いてみてください!
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